石垣島の夜光貝アクセサリーとヒマラヤ水晶のお店 Laphus (ラフス)

2024/04/13 14:52

【ネパールの匂いと洗礼】

今回のネパールへの買い付けは4年振り、今回も夫婦で11月9日~23日の約2週間の旅となりました
どんな水晶と巡り合えるかワクワクと少しの緊張を感じながら石垣島を後にしました
コロナ前と比べて街が変わっているか、4年前に会ったみんなは変わらずに元気でいるかな…
そんな事を考えていました

石垣島からは大阪とタイを経由してネパールへ

経由地の大阪とタイで一泊ずつし、石垣島を出てから約50時間後ネパールに到着しました


コロナ禍後の初めての海外旅、心配していた入国問題も、スムーズすぎる入国を果たしたタイでの滞在の後だったので油断していました…!

ネパールのトリブバン空港に着くと、ビザ発行の為の機械に入力したデータを印刷したものを窓口に持っていく
入力を終えてから印刷ボタンを押すとどうしてもエラーとなってしまう

どんどん到着した人が押し寄せてごった返す中で、何度も機械を変える為に列に並び直して…その場にあった全部の機械が印刷出来ないという事が判明

『どゆこと?!』と近くに居た職員さんに聞くと
『最後のデータの画面写真に撮って見せてくれたらいいから〜』と。
最初から聞いとけばよかった…


おそらく乗ってきた飛行機の搭乗者の中で1番最後の入国者となりながら、なんとか入国し急いで受託手荷物の受取へ

到着から既に長時間経っていたためか、停まったレーンには荷物は1個も無く…搭乗者の姿もありません

盗まれてしまったのでは…と一瞬頭によぎり心がザワつきましたが、冷静になって探し歩いているとレーンから遠く離れた場所に山積みされたバックパックが!
荷物が無事に見つかりほっと安堵する…

入国するだけで随分トラブルに見舞われましたがようやく空港の外へ!

空港内のタクシーカウンターへ行きタメルにある滞在するホテルの名前を告げると
『850ルピーだよ〜日本から来たの?コンニチハ!』と書類を手渡され、空港の外にあるタクシーカウンターに持って行くように言われました

随分4年前より値上がったなぁと思いながら
フレンドリーな兄ちゃんのタクシーに乗りこみホテルへ向かう道中、ネパーリーヘビメタをガンガンに流す兄ちゃん
デスボイスが鳴り響く中、カトマンズの街はティハールのお祭りの電飾やキャンドルの灯りでピカピカとどこもかしこも美しく光っていました
もう少し幻想的な雰囲気で光の街を見たかったな…


久々にパワフルで純粋な優しい人たちと
カオスで大雑把でなんでも有りな中に流れてる信仰心、疲れた身体にドッと流れ込んできて、早速ネパールの洗礼を受けました

無事にホテルにチェックインし荷物を置き、
夕食は念願だったダルバートを求めて良い感じのレストランへ

美味しかったけれど全ての種類が結構な辛さで…
前回のネパールでも何回かダルバートをいただきましたがこれほどの辛さは初めて
辛いのもが苦手なので、お水をたくさん飲みながら完食しました


おかずの量が少なくなると店員さんが「おかわりどう?」と聞いてくるので私たちはいつもプギョ!(ネパール語でお腹いっぱい)というやりとりが必ずあるほどです。
おかわり自由で日本円に換算すると900円程
明日からは少し節約生活かな

4年前と変わらない埃っぽい街並みに少し安心しながら、お祭りムードのタメルの街を歩き
良く訪れた売店でお水を買いました
変わらずにここでお店を続けてくれたことに感謝です


この日はネワール族の大晦日に当たる日、賑やかにパレードの音楽が響き、笑い声や歌声、爆竹の鳴り響く音を聞きながら眠りにつきました

そして翌日はティハールというネパール最大のお祭りの一つ、豊穣と収穫の神様、ラクシュミーに感謝して祝う5日間

早朝の市場ではプジャに使用する飾りのお花やお祈りのためのお供物を求める人、車、バイクの大賑わい
細い道に入ろうものならば、たちまちそこは東京の満員電車に乗ってしまったように身動きが取れなくなります


そして前も後ろも人にはさまれ、クラクションを鳴らし続けながら満員電車に突っ込んでくるバイクを避け(ちょっとぶつかってる)、道端に拡げて売られてる野菜や花を踏まないように避け(ちょっと踏んでる)ていると
わけもなく笑いが込み上げて
あぁ、ネパールに来たんだ!と沸々と実感が湧き上がってくるのでした


*展示会のお知らせ

【藍と水晶と夜光貝】

天然藍を重ね染め、
手彫りの版でひとつひとつ抜染を施した布や服
石垣島の海が育んだ夜光貝を手磨きしたアクセサリーと、ネパールの地を歩き巡り、見つけ当てたヒマラヤ水晶の原石を展示販売します。

2024年5月10日(金)~15日(水)
開店 11:00~18:00
開場 カフェスローギャラリー
〒185-0022
東京都国分寺市東元町2-20-10
042-401-8505
https://cafeslow.com/
※カフェ営業は11:00~17:00(L.O.16:30)
※5月11日(土)は15:00カフェ閉店
※5月13日(月)はカフェスロー定休日にて、展示会もお休みです。

まんだらや
真島藍(マシマアイ)
山梨県上野原市在住
2014年から石垣島、西表島で暮らした後、ここ数年は石垣との二拠点生活をしています。
6月に完全移住予定。
マンダラアートや点描画を経て現在は藍染め服に抜染でデザインしています。
切り絵、青色、布、洗濯、洗濯物を干すのが好きでそれらを全部合わせると藍染めと抜染になるのだと最近気づきました。
藍色のグラデーションがカフェスローの空間に並びます。
www.mandalaya.handcrafted.jp

Laphus|ラフス
中山翔太(ナカヤマショウタ)
2015年に石垣島へ移住
幼い頃からきらきらと輝くものに惹かれ、それは大人になっても変わらず、その想いは増すばかり。
純粋に美しいものを追い求め、夜光貝でアクセサリーを製作する傍ら、念願の地ネパールで、ひとつずつ手に取って選んだヒマラヤ水晶と人を結ぶしごとをしています。
www.laphus.com 

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